吸ったことがない。

三連休の日曜日にライブに出た。サークルのOBという仲間内でやるやつに。

二つのバンドでドラムを叩いた。メタルのバンドでフロントマンが「社会人になってからむしろ音楽を聴くようになった、そうしないと音楽が好きだってことを忘れそうになるから」って言ってた。

僕は理不尽な忙しさのせいで打ち上げには出れなかった。僕は集まりに出るのが億劫だけど、出なかったら激しく後悔するというのをやりがちで、今回もそうなってしまった。本番だけじゃなく練習の時だってそうだけど、夜の帰り道、暗い中をぼんやりと、そういう自分の二面性について考えながら帰る時間が貴重。

今日は作業をしていたけど頭が全然回らなかった。

 

久しぶりに会った人がいっぱいいた。お仕事は大変ですかとか、今住んでるとこはいいとこですかとか聞いた。東京とか大阪とかにいる人は、程度は違えど何となく故郷に帰りたがっていた。ある人は東京なんて飯マズイし忙しいし、早く福岡に帰りたいと言っていた。ある人はたま〜に広島に帰りたい期と気にしない期が波のように来ると言っていた。祝日が休みでない人もいたし、仕事が上向いてきた人もいたし、籍を入れた人もいた。今思えばTLを見ているのと変わりない。

 

さっきのいい話をしたフロントマンが、インスタに僕のことをタグ付で投稿してくれたけど、あとでLineで「最初の投稿でつけるの忘れてましたすんません」って言ってた。僕はインスタに思い入れがないので忘れても大丈夫だよと思った。これから返事しとこう。

ライブハウスはタバコくさい。僕は吸わないけど、においは気にしないしちょっとくらいなら好き。帰宅して自分のにおいに気づくときそれを思う。

だけどタバコをしないのも家の冷蔵庫に酒がないのは、一人では何もできないから。

 

ゴロワーズを吸ったことがあるかい〜?「ないよ〜♪」


ゴロワーズを吸ったことがあるかい

 

どうでもいいけど出演者が連れてきたその人の恋人が、昔フォローしてた有名?アカウントの人に似てた。

早朝賛歌

夜は寝る気が起こらなかった。

眠れないときは、目がさえて、窓の外が白みゆくのがもどかしい。

まだ日の登らないうちに、何とか寝れないものかと暗闇に横たわる。

暗闇でとりとめのないことがポンポンと想起される。昔心を痛めた頃は、天井を仰ぎただただ泣いていた。だからなのか、くよくよした頭になってしまう。エピソード記憶は忘れられていく。感情だけが、残留思念のように残り続ける。何がいけなかったんだろう、ダメだったんだろう。もう答えなんてないのに、わからないまま重力場を失って空転する気持ち。寝れないという事実が追い討ちをかけて、僕はダメなんだという気分になる。どうして、どうして。

 

少し、紫の窓が光を持ち始める。天気の悪い早朝は、心の奥底にある世界だから今僕は溶け出して形を保っていない。窓の外も内もない。世界と一体になる。

僕がモラトリアムの怠惰の中で身を崩す前のこと、いつもこの時間には起きていた。夜は辛い。それはそれとして、起きて1日を回さないといけなかった。夜明け前の、もっとも冷えた空気の匂いは暗闇の湿っぽさをまだ残している。

最後に早朝に生きていたのはいつだったろう。今世間でやってる、センター試験を僕も受けた高校時代。

シーブリーズの匂いがしたような気がした。

 

朝日は何ものをも待たない。明るむ時は一気に世界を照らし始め、身体がそれを敏感に察知して、ビタミンやセロトニンが駆け巡る。世界とぼくに一気に光が差し込む。

1日が始まる。正確には始業前の準備の段階だけど、これから否応無く背中を押されて始まる僕の一日。

何かが始まっている。それは今日の1日のようでもありもっと大きな、人生かもしれない!

世界に準備が用意された。歩いていいんだ 走っていいんだ 生きていいんだ その準備なんだ!

 


bloodthirsty butchers - Jack Nicolson MV (HQ) (w/ lyrics 歌詞)

12月初旬について


故郷の母より電子の便りが届く。故郷では雪が降ったようだ。
県内では真っ先に降雪が始まり、積雪量も断トツの地域なので、冬のローカルニュースの天気にだけは、TVで地名が載るのが嬉しかった。
アナウンサーのアクセントは違っていた。山に囲まれ、雪で閉ざされた冬。まったくもって、外界から隔絶された世界。親はネットの使い方を知らない。母は音符が精いっぱいの装飾であるようだった。


脱衣ついでに、姿見の前で肉付きを確認する。1年ほど、餓鬼の戯れのようなチャチな筋トレを続けている。ここ最近、引く動作を取り入れたら、どうやら広背筋のようなものが育ち始めてきた。神経がとおりはじめ、随意に運動させると、翼を動かしている心持になる。しかし脂肪が重たくて地に僕を縛るから、腕立てで少しずつ地面を押しやっている。

 

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首都見物と、東京への思いの総括として

「気が済んだかい」

 

水曜(11/21)から月曜(11/26)にかけて首都へ遊びに行ったのは、僕が件のタスク*1の区切りを翌々日に控えながらも、卒業したサークルの同期がOBで帰ってきてた場に顔を出した際、意義深いバンドを組みながらそこそこ程度の付き合いだった者(以下、P)と東京で遊ぼうという話になったからだった。作業の追い込みで頭がハイになっていたのもあったし、首都には未だ色々な思いがあって、その場のノリで決めてしまった。

 

話のために個人情報を開示すると、僕は今年いっぱいは学生*2です。その気になれば平日も休める。
今年は就活で東京にも出たので、ほぼそれ以来の東京ということもあり、懐かしく思っていた。

*1:卒業のための中間発表です。指導体制があやふやだったために就活中はネタがありませんで、就活終わった後に出されたテーマが激ムズ、当時の他の件での抑鬱状態もあり、直前になって勇気を出して、なんとかモノを仕上げた次第です。

*2:西日本在住です。就職も現地に決めたので、ついに外に出ることは叶わなかった。

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2018年11月18日の断片

ちょっと早く目が覚めた。なんだか安心している。

月の始め、心苦しかった本業のタスクが終わってから、心のつっかえが取れ始めた。
先週、親しい人と遊んだことも、すごく心が踊ったし落ち着いた。この金土で、長い付き合いの幾人かと飲んで、会話を重ねて、また違う考え方ができるようになった(これらは詳細まで共有しないよ、僕の中だけにある)。

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のう、脳 knows NO.

あかんな、と思い立った。

 

 

今の所、僕は身の回りのことが疎かになっている、目が開いているうちはぼーっとしているかもしれない。それはヤバい、と思うのだけどそれすらも目もとい意識を離した隙にどこかへ行ってしまう。

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